お絵かきソフトを紹介するぜろさん
- ぜろさん
- 2018年5月31日
- 読了時間: 3分
みなさまこんばんは、ぜろさんでございます。
今日は私がイラストを書くときに使っているソフトをご紹介します。
イラストソフトは主に、ラスター系とベクター系に大別されます。
ラスター系は、わかりやすく言うと、非常に小さな点の集まりで作っていくので、拡大すると一つ一つの点が見えて粗くなります。
代表的なソフトだと、AdobeのPhotoshopがこのラスター系で、グラデーションやぼかし、色を混ぜたりなど、繊細なタッチの表現が得意です。
ベクター系は、数学的な計算で図形を表すので、どんなに拡大しても線が滑らかになるのが特徴で、また一度描いた線をあとから自由に変形できるのも強みです。WordやExcelのオブジェクトパスと言えばイメージしやすいでしょうか。
代表的なソフトだと、Adobeのillustratorがベクター系で、線がとてもはっきりしているので図形などを作るのはとても得意ですが、ラスター系で得意な表現は比較的苦手…といったことがあります。
画像で見るとよくわかります。一見同じように見えますが…

拡大するとこんな感じ。
上は滑らかですが、下はなんとなくぼやけて、ギザギザしていて粗くなります。

私はトラックボールを使って描くので、変形させるのが楽なベクター系イラストソフトが好きです。
では、普段使っているイラストソフトをいくつか列挙したいと思います。
1. inkscape
無料のベクター系ソフトで、Adobeのillustratorに負けないほど高機能です。
パズル感覚でとても使いやすいので、初心者の方でも数時間ほど操作してれば慣れるかと思います。
何か簡単な図を作りたいと思ったときはこのソフトでパパっと作ります。
使いこなせばこんな感じに、細かいイラストも描けます。
これは7年前に、練習で上からなぞって描いたものですねえ。キョン子はかわいい。

2. paint.net
無料のラスター系ソフトで、イラストだけでなく画像加工も得意な優秀なソフトです。
インストールした直後は基本的なツールしかありませんが、ネットで配布されているプラグインを追加することでいろんな特殊効果を加えることができます。
画面はこんな感じ。上の雲や波の感じはこのソフトの特殊効果の賜物です。
これも7年前に描いた年賀状ですねえ。友達は未だに「この絵が一番よかった」と申すので、彼は美少女キャラが好きではないのでしょう。悲しみ…。

3. CLIP STUDIO PAINT
こちらは有料のソフトで、通常版のPROと、上位版のEXがあります。私は月額課金でEXを使っています。
大変高機能&多機能で、このソフトひとつあればイラストはもちろん、マンガ制作からアニメーション制作までなんでもできます。
私はまだ全然使いこなせていませんが、とてもありがたいのがラスター系でありながらベクター系の機能も持ち合わせていること。線を描くだけならinkscapeより使いやすいです。
画面はこんな感じ。線をフワッとさせたいときにこのソフトのベクター線は極めて優秀です。もう一つ素晴らしすぎる機能があるのですが、それはまた今度のブログで書こうと思います。
これは去年練習で描いた模写イラストですねえ。自分で言うのもあれなんですが、自分で描いたこのことりちゃんがあまりにも可愛いので、たまに見返しては「デュフ…デュフ…デュフフフ…」と、心の中で気持ち悪い声を出しております。ホントに気持ち悪いですねえ…(自虐)

というわけで、私が主に使っている以上3つのソフトでした。
他にも優秀なソフトはたくさんあるので、もし興味があればいろいろと検索してみてください。なんでしたらコメントで私に聞いていただければ、他にもオススメソフトをご紹介できると思いますので~
そのうちまた、お絵かき関係のネタで「絵の描き方講座」みたいなブログ書こうと思いますので、お楽しみに~!
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